2020年11月05日

天職を知りたい方、天職に巡り合いたい方、天職って・・。

今日は、天職(てんしょく)について。


事を始める際に、私は決まって語句説明から入ります。意味も分からずそれを使うのは、非常に危険な事だと認識しているからです。

言葉とは人と人とが関わり合うときに有効なコミュニケーションの道具。道具である以上その取扱いは、その道具の持つ意味を知らねば扱う事が出来ない、誤った使い方をしてしまうかも知れない。

例えば英語を覚えたばかりの学生が、外国人を見て、「ヘイ、ユー!」と声をかけたら、こんにちは、と言っているつもりが相手にとっては「ケンカ売ってるのか?」と思われかねない。日本語なら「おい、オマエ!」と見知らぬ人に声をかけるわけだから。

言葉とは、自分が伝えたい事を正確に、伝えたい相手に届けてこそ、道具としての値打ちがある。

まして、天職などという通常生活では用いない言葉を扱うからには、慎重になる必要がある、と考えます。
そこで、辞書によると・・・。


・天から授かったつとめ。
・神聖な職務。
・自分の生まれつきの性質に合った職業。

とある。他の電子辞書にも同じような文言があったので、この一つで話を進めることにしよう。なるほど。

なるほど、そうか。と私はうなった。何故か。
いきなり、「天から授かったつとめ。」「神聖な職務」と来た。
(これは、一筋縄にはいかないぞ)と、背筋が凛と伸びたものだ。もう何十年も前になる。

自分の生まれつきの性質に合った職業。ということは、つまりは、バースビジョンの事ではないか、と。生まれ付いた時から備わっていた性質に、見合った神聖な職務であり、天から授かったバースビジョンを担う何らかのおつとめの事を指す言葉だという。

ならば、天職に巡り合うという事は、「自分が生まれて来た目的、意味を感じ取り、時に覚醒させ、その生まれ付いた性質を明らかにして、それに見合った仕事を探して職業としてこそ、天から授かったつとめを果たせる、というもの。

そんなことが、簡単に出来るものか、直ぐに実現出来たら、苦労しない。
と、遠く、遠くに思ったものだ。


ネット検索すると、こういうのもあった。

ライフワーク(英: lifework)または天職(てんしょく)は、人が生涯の仕事として人生を捧げたテーマのことである。

天職(てんしょく)は、人が生涯の仕事として人生を捧げたテーマ。

これには、しっくり来る。人生を捧げるテーマ。志を感じさせる。志すモノがなければ、天職とは呼べない、しかも生涯の仕事として。これも腹にぐっとくる、重い響きをお腹の奥で実感する。

しかし、ライフワークまたは天職(てんしょく)は、とある。これはどうしたものだろう。
ライフワークと天職は果たして同義語なのだろうか。非常に違和感があるのは私だけか。

ライフ=人生、これはまだいいとしても、ワーク=仕事。ここが違和感の根拠だ。
ハローワークとは、職業斡旋所。ワークとは凡そ日本人にとっては、働くこと、という意味あいで用いられることが多い。もっと言えば、稼ぐ事。

ところが、天職という言葉の定義には、元々、神聖な、とか、天から授かった、とか、凡そお金を稼ぐ仕事。という事を前面に出したワーク(働く)という事とは、結び付かない世界の言語のはずである。

言い方を変えれば「お金にならない天職は、天職とは呼べない」という意味は、語句の意味には全く、含まれていない。冒頭引用した定義でも、ようやく3番目に職業、という説明がなされている。つまり神聖な領域を担う職業。それをワーク、という日常用いる一般用語と、同系列、同次元で扱われている、と言えまいか。

私は、そこに大きな落とし穴が潜んでいる、と危惧している。

私もライフワークという言葉は好きで、よく研修でも用いているが、明らかに天職とは異なる用語として区別している。

私の著書「バースビジョンノート」(ビジネス社刊)に用語解説と時代背景という施設辞書のような索引が巻末にある。それによるとこうだ。

ライフワーク・・自己実現に近い言葉。好きな事をカタチにして表現すること。バースビジョンは普遍的なものだが、それを実現する形は成長の時期によって変わるもの。(以下省略)

必ずしも職業としての形を求めない、そう定義することで、自由度のある表現となっている。言うならば、お金にならないライフワークの段階から、お金を得られる段階まである、とも言える。いづれも共通するのは「好きであること」。
(ちなみに研修ではライフワーク発展の四段階を発明し提供している)


それに対して、「天職」は、こう、定義している。

天命を全うするために行う仕事・事業。その中には出産や子育てを担う主婦業も立派な天職に含まれます。


この後、詳しい時代背景や、英語圏における天職とはどう違うか、詳しく解説しているので、天職に興味がある方は、ご一読下さい。

今、ここで強調したいのは、2点。

出産や子育てを担う主婦業も立派な天職。と明言している事。2005年発刊の本で、きっぱり言っている。この事は別の項で重要案件として解説します。

もう一点は、天職とは、ライフワークとは次元が違うものである。ということ。
辞書の定義にも、ワクワクすること、とか好きな事を仕事にしたもの、等というニュアンスは、みじんも「ない」、ということ。ここを強調しておきたいと思う。


他の辞書には、こういうのも天職に位置付けられていた。その定義にはこうある。

花魁。おいらん。天神。

嘘ではない、調べて頂けたら直ぐに検索できる。かつて花街に働く女性たちの華であった。花魁道中とは、めったにお目にかかれない花街のトップレディを一目見たいと男性のみならず女性も子供も集まったという。

明治に入り文明開化、昭和で戦争に負けて、と色々な過程を経て、天職という言葉も歪められてきた。その結果、平成、令和になって、「天職で稼ぐには」とか、「誰でも天職が見つかる!」とか、安易でお金を稼ぐ手段のように、扱われてしまっている風潮はないだろうか。

神聖な職業という意味である、言葉の意味を知って、扱っているだろうか。

かといって、他の辞書にある「天子としての職務」と定義されているように、生まれ落ちた環境次第では、一般市民は手に出来ない高貴な身分の職業だ、と定義してしまう必要はない。

天職は万人に開かれている。
そもそも、仕事とはすべからく、天職であるべきだ、とも思う。

だから、私は、天職を知りたい、という方へと支援させて頂く。

さりとて、ハローワークのように行けば確実に天職に出逢える、天職先を斡旋してもらえる。というほど現実は甘くない。
仮に天職傾向が明らかになったとしても、その就職先としての天職企業群は、ほとんど育っていない。

天職を見つけ実現したかったら、自分で興すしかないのだ。

そういう過渡期を迎えている、と言える。起業は天職創造への舞台と言える。

そういう志を抱いた人と、他の天職を結びあわせ、新たな世界、新たな文明世界を築き上げていく。

天命に目覚めた人たちの天職と天職をブリッジわーく。

それが私の天職。

ビジョンリーディングでは、光源としての輝きを発掘し、天命の扉を開く。
そして天職への階段を昇って頂く。情報資源の汲み出しによるバースビジョンの目覚め、時の流れに同調した人生ルートの開拓、ピンポイントでの方策提示。

魂の翻訳機として機能し、バースビジョン開花をお手伝いさせて頂いてます。リーディングというツールがその私の天職を実現させるためのライフワークの一つです。好き、を極めた結果の結晶です。


VisionCreator
大石健一
posted by 大石 at 08:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年11月03日

バースビジョンのリーディング@東京2020年12月開催決定。

バースビジョンのリーディング 東京・杉並にて 2020年12月18−20日で開催致します。

【ビジョンリーディングとは】
VisionCreator大石健一による、バースビジョンを読み取る個人リーディングセッションです。
リーディングとは、読み取る事。バースビジョンとは、生まれて来た目的、意味、バースのビジョン、すなわち誕生の記憶。それを想い出す機会を提供します。
ビジョンリーディングは、VisionCreator大石健一が、1992年に開発し命名した技術体系です。これまで2,000人以上に行ってきて、バースビジョン、天命に沿った人生展開、天職への階段を昇る、自分の生きる意味を見出し、光源としての輝きある人生へ開花する、といったきっかけを提供してきました。

○予約枠(日程)
2020年12月18日(金)@13:00〜14:30 A15:00〜16:30
2020年12月19日(土)B 9:00〜10:30 C11:00〜12:30 D13:00〜14:30 E15:00〜16:30
2020年12月20日(日)F 9:00〜10:30 G11:00〜12:30 H13:00〜14:30

○料金(受講料)
 48,000円(90分)録音機材をお持ちください。オンラインサポート1回分付き

(ご注意)地元下関で行う場合は、38,000円です。東京開催場合、出張費として10,000円別途頂いております。
但し、オンラインによるアフターケアサポート(60分)をサービスしております。(通常、30分5,000円)
お互いの日程を合わせて、個別にリーディングコーチを致します。

○会場
東京・杉並 宮前 ※竹林の見えるセッションルーム。緑豊かな静かな雰囲気で行えます。
(個人宅のため、ご予約者にのみ住所、行き方を御案内致します)

○お申込み・お問い合わせ
birth-vision@sky.megaegg.ne.jp 大石までお問い合わせ下さい。(連絡ミスがあるといけませんので、電話での応対は控えております。

その後、バースビジョンの総合窓口、秘書課にお繋ぎ致します。空き状況など日程を確認の上、そこで細かなご連絡事項と会場案内、お振込先ご案内などさせて頂きます。


◆バースビジョンのリーディングに関心のある方へ
「何のために生まれて来たのか」「生きる意味ってあるのだろうか」「自分の天命を知りたい」「己の成すべき事は何か、分かるようで分からない。魂に聞いてみたい」「天職への階段は昇っているのか、否か。確認してみたい」「ズバリ、天職を知りたい」「世界が混迷している中で打開策を探りたい」「地球の進化に貢献したい。自分に出来ることはないのか?」

「地球生態系がおかしい。このままでいいのか。文明は崩壊する!?今、私に出来ることは?この時期この世界に生まれて来た意味があるはずだ、きっとある!」「転換期にこそ英雄が現れる、という。それは俺だ。でも何をしたらいいかさっぱりわからん」

「眠れる才能を呼び覚ましたい。魂よ、覚醒させんと」「スピリチャルはもう飽きた。大地に根を張り土と共に生きてゆこう、で、どうする?」「今明らかに、人生の岐路に来ている」

「風の時代というが、自分にはどんな風が吹いているのか、出来るなら風に乗って羽ばたきたい」。

そんな気持ちになられた方にはお勧めの機会です。


◆ビジョンリーディングとは?(さらに詳しく知りたい方へ・・)
各人各様の才覚や潜在能力を発揮し、社会に独自貢献分野を切り開く道を指し示すツールです。
VisionCreatorがお客様自身の発する生命波動と同調し、身体感覚として受信した波長(波粒とも言う)から情報を引き出す(翻訳する)技術です。
VisionCreatorによるビジョンリーディングは、名前や職業、生年月日、その他その方の属性を元に判断するものではありません。あくまで魂の振動数とのシンクロ率を向上させる同調感応力と、非言語空間エネルギーを言葉に変換する”言語化処理システム”を駆使した技術体系に基づいています。
分かりやすく言えば、英語から日本語に翻訳する自動翻訳機のようなものです。人体(皮膚)がバースビジョンの翻訳機、というわけです。

(ご注意)
この件に関しましての興味本位なご質問は受け付けておりません。ご了承下さい。「どうしてそんな事が出来るようになったのですか?」と聞かれる方が多くいらっしゃいます。「どうして私が今、考えている事業のことが分かったんですか?見えたんですか?」「全く同じキーワードがいきなり出て来たので驚きました。どうして分かったんですか?不思議です」と、皆さん異口同音に言われます。
受講された方からそう言われていつも答える台詞があります。

「技術ですから、当然です。車のハンドルを右に切れば右に曲がる。それと同じです。ハンドルを右に切ったら、左に曲がってしまった、なんて車が一万台のうち一台でもあったら大問題でしょう。そんなことはあり得ない、あってはならない。技術はそういうものです。
それと同じです。千人やっても二千人やっても、技術だから同じ成果が出る。魂の翻訳機としての情報サービスとして成り立つ。
技術だから、人にも教えられる。ずいぶん前になりますが、リーディングが出来るようになる講座を行ったらやっぱり出来るようになれた。論理的にそれを説明する事も出来た。技術ですから再現性がある、それを検証できたので講座はストップしました。
人間の中に誰もが持っている才覚のうちの一つ、五感のうち『触覚』を磨いた結果、生まれた『同調系の』ビジョンリーディングというスキルなのです。


◆受講をお決めになった方は、もうお問い合わせください。
まだ、迷っている方は、瞑想して心の声に従って、ご判断下さい。
それより、リーディングそのものに興味がある、という方は以下をお読み下さい。

何故、そんなことができるようになったのか、と問われたら、『それが私の天職だから』と答えるようにしています。それでもどうして?と聞かれたら、『魔女のキキがほうきに乗れるのと同じ。何故ほうきに乗って空を飛べるの?と聞かれて、キキは答えられない。でしょ?それと一緒です。それを絵描きは『絵描きは血で書くの。魔女がほうきに乗るのも同じじゃないかしら』と答えた、納得するキキ。それと一緒。天職の技術はほうきでもリーディングでも、そうそう説明できる理屈ではない、ということです。それでも、

それでも、『どうして血で飛べたり、絵を描いたりできるの?』と聞く人はいますか?聴かれた相手は困るでしょう。私はリーディングが出来るようになった理由を『それが血だから』とは答えない。天職だから、とは答えますが。はぐらかしているようで申し訳ないが、仕方がない。話題を変えます。もっと自分の人生を切り開くヒントを聴きませんか?と、話題を切り替える。

それ以上突っ込まれても、答える理論は出来ている。そうした突っ込みのお陰で、リーディング理論を解明した。答える用意は出来ているから言えない。そこから先は、道に入ってきた人しか教える事が許されていないから。と答えねばならない。つまりは、メールで質問して来たあなたには教えられない。と答えねばならない。そうなりたくないから、そこから先は質問をご遠慮ください、と書きました。

単純に興味があるだけなら、そればかりやっても許される他のリーディングを当たってもらうか(たくさんあります)、さもなくば、覚悟を決めて、門を叩くか。答えは二つに一つ。真剣に目覚めたい、自分を知りたい、役立ちたい、という人だけが、集まる場をわたくしはあなたにご用意したい、と願います。

風の時代に生きる人は、もうこんなところまで読まずに、とっくに答えを決めて、予約先に申し込むなり、手帳やお財布とにらめっこして、決断をして行動しています。感覚で人生の道を決めれる、即断即決の人たちが増えて来ています。
ではまた。ごきげんよう。

posted by 大石 at 11:08| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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